チワワン奏音の旅立ち ~迫られる決断・できない決断~
🌈チワワン奏音(2007.8.1-2017.5.19)の最終楽章を綴っています。🌈
奏音がまさかの入院になった日、
Limeと2人で帰ることになりました。
いつも一緒にいる兄妹としてのスタイルが出来上がりすぎているため、
どちらかが欠けていることにものすごく違和感がありました。
いつも一緒にいるのが当たり前だった。
当たり前の日常に、私は感謝をしていただろうか?
ただただ、当たり前のように時間を流していなかっただろうか?

この日私は、何も食べられなかった・・・
食事が喉を通らなくなるって・・・・・あるんだ。。。
Limeにゴハンをあげて、私はただただじーーーっとしていた。
Limeには弱い私を見せてはいけないと思いながらも、何もできない、、、
今朝までは、Limeの方がおじいちゃんだし、どちらかというと奏音の方が
強くてチャキチャキしているタイプだったので、Limeを労わることが多かった。
でも、奏音が入院してLimeだけになると、なんだかLimeがとても頼もしく強く見えてならなかった。

誰よりも私を知っているLime。
私の心を感じ取るLime。
Limeも奏音も、本当に愛おしい・・・
私にとって、世界一の存在・・・
奏音のいないお家は、どこかキラキラしたものが欠けていた。
小さな身体だけど、存在感いっぱいの奏音。
まさか永遠の別れが本当に迫っているとは、この時まだ思っていなかった。
状態が悪いとはいえ、助かる方法があると思っていた。
助かるために、考えることがある。
助かるために、悩むことがある。
助かるために、決断の必要がある。
助かるために・・・
助かるために・・・
つらくても、しんどくても、苦しても、
それが助かることにつながるのであれば、耐えられる苦しみだった。
私が苦しむことで、奏音に日常が戻るのなら、それに越したことはない。
本当に苦しんでいるのは奏音なんだから。
入院した翌日、奏音と面会した。
24時間点滴をしているので、ほんの少し血液検査の数値に変化はあったが、
点滴だけで、良い効果が見られると言えるものではなかった。
点滴効果をどの程度見ていくのか、どこで手術を決断するのか・・・
それが私に課せられた課題だった。
助かるなら、手術に踏み切りたい!
助かるなら・・・
当然のことだった。
しかし、現実は、厳しい選択<リスクの高い手術>しかなかったから、
簡単に「お願いします」と言えなかった。
だからといって、決断するまでに、ものすごく時間があるわけではない。
気持ちのうえでは、手術と決めている。
生きる道に懸けたい。
でも、もしかして、その手術によって、生きてお家に帰れないことになったとしたら・・・
点滴効果が特別なものでない限り、手術しなくて良くなることはないのに、
手術で命を縮めてしまう可能性がある・・・
心の中がぐちゃぐちゃになった。
初めて病院で泣きました。
先生に尋ねてみた。
「手術の成功って何ですか?」
先生はおっしゃった。
「手術を終えて、日常生活に戻れること。その生活が少なくとも6ヶ月以上続くこと。
と私は考えています。」
上手く言葉で説明できませんが、私にとっては、
とてもとても心に響く言葉でした。
この先生で良かった。この病院で良かった。 と思いました。
ただ、この日に「決断」することはできませんでした。
もう1日、点滴効果を見ることに。
奏音の目はしっかりしていました。
また明日来るからねと、病院を後にしました。
奏音入院の日から食欲のない私。
食べられないことが人生初めての経験だったと思います。
この数年でぶくぶくと太っていたので、そこまで身体に影響はありませんでしたが。(笑)

Instagram
奏音がまさかの入院になった日、
Limeと2人で帰ることになりました。
いつも一緒にいる兄妹としてのスタイルが出来上がりすぎているため、
どちらかが欠けていることにものすごく違和感がありました。
いつも一緒にいるのが当たり前だった。
当たり前の日常に、私は感謝をしていただろうか?
ただただ、当たり前のように時間を流していなかっただろうか?

この日私は、何も食べられなかった・・・
食事が喉を通らなくなるって・・・・・あるんだ。。。
Limeにゴハンをあげて、私はただただじーーーっとしていた。
Limeには弱い私を見せてはいけないと思いながらも、何もできない、、、
今朝までは、Limeの方がおじいちゃんだし、どちらかというと奏音の方が
強くてチャキチャキしているタイプだったので、Limeを労わることが多かった。
でも、奏音が入院してLimeだけになると、なんだかLimeがとても頼もしく強く見えてならなかった。

誰よりも私を知っているLime。
私の心を感じ取るLime。
Limeも奏音も、本当に愛おしい・・・
私にとって、世界一の存在・・・
奏音のいないお家は、どこかキラキラしたものが欠けていた。
小さな身体だけど、存在感いっぱいの奏音。
まさか永遠の別れが本当に迫っているとは、この時まだ思っていなかった。
状態が悪いとはいえ、助かる方法があると思っていた。
助かるために、考えることがある。
助かるために、悩むことがある。
助かるために、決断の必要がある。
助かるために・・・
助かるために・・・
つらくても、しんどくても、苦しても、
それが助かることにつながるのであれば、耐えられる苦しみだった。
私が苦しむことで、奏音に日常が戻るのなら、それに越したことはない。
本当に苦しんでいるのは奏音なんだから。
入院した翌日、奏音と面会した。
24時間点滴をしているので、ほんの少し血液検査の数値に変化はあったが、
点滴だけで、良い効果が見られると言えるものではなかった。
点滴効果をどの程度見ていくのか、どこで手術を決断するのか・・・
それが私に課せられた課題だった。
助かるなら、手術に踏み切りたい!
助かるなら・・・
当然のことだった。
しかし、現実は、厳しい選択<リスクの高い手術>しかなかったから、
簡単に「お願いします」と言えなかった。
だからといって、決断するまでに、ものすごく時間があるわけではない。
気持ちのうえでは、手術と決めている。
生きる道に懸けたい。
でも、もしかして、その手術によって、生きてお家に帰れないことになったとしたら・・・
点滴効果が特別なものでない限り、手術しなくて良くなることはないのに、
手術で命を縮めてしまう可能性がある・・・
心の中がぐちゃぐちゃになった。
初めて病院で泣きました。
先生に尋ねてみた。
「手術の成功って何ですか?」
先生はおっしゃった。
「手術を終えて、日常生活に戻れること。その生活が少なくとも6ヶ月以上続くこと。
と私は考えています。」
上手く言葉で説明できませんが、私にとっては、
とてもとても心に響く言葉でした。
この先生で良かった。この病院で良かった。 と思いました。
ただ、この日に「決断」することはできませんでした。
もう1日、点滴効果を見ることに。
奏音の目はしっかりしていました。
また明日来るからねと、病院を後にしました。
奏音入院の日から食欲のない私。
食べられないことが人生初めての経験だったと思います。
この数年でぶくぶくと太っていたので、そこまで身体に影響はありませんでしたが。(笑)


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チワワン奏音の旅立ち ~闘いの始まり~
🌈チワワン奏音(2007.8.1-2017.5.19)の最終楽章を綴っています。🌈
毎年受けている健康診断。
いつも春に受診しています。
以前は病院へ行くといえば、健康診断、フィラリア検査、ワクチン接種、狂犬病予防接種の時くらいでした。
ここ1~2年程は、月に1~2回病院へ行くようになっていましたが、
治療というよりは、経過確認とメンテナンスのためでした。
<Lime>
老化に伴う気管虚脱のため、定期的なネブライザと症状に応じた処置。
1ヶ月安定している時もあれば、1~2週間でしんどくなることもあり、特に季節の変わり目は注意しています。
<奏音>
僧房弁閉鎖不全症で、毎日お薬を飲むことが必要なため、1ヶ月分をまとめてもらう。
薬でコントロールしながら付き合っていく病気でしたが、幸い奏音は、咳や痙攣など目に見える症状はありませんでした。
このような感じで、2ワンともに、病院へ通うようになったので、
その時に気になることがあれば相談し、爪切りや耳掃除なども、美容院ではなく病院でしてもらう。
これが最近のライフスタイルでした。
定期的に病院へ行くので、私の中でどこか「安心」していた部分があったかもしれません。
いつもの健康診断に向かうLime&奏音。



前回のブログにも書きましたが、 奏音は、もともと食にムラがある。
特にお薬が入っていると敏感になります。
最近また食べないタイミングに当たっているけど、
”心臓のお薬が嫌すぎるんだ。” ”お薬を飲んでくれる方法を見つけよう!”
その程度にしか考えていませんでした。

先生に、最近また食欲がないことを伝えて、
いったん、いつも実施しているベーシックな健康診断を開始。
すると、奏音の血液検査に異常が出ていて、詳しい検査をする必要がある状況。
その場でお願いしました。
より詳細な血液検査の結果、数値を吹っ切っていて、計測できない数値が出ている。
結果を見た時、素人目に、数値が異常だということはわかりました。

先生や看護師さんは、冷静に対応してくださるも、『普通』ではない状況なんだということが空気でわかった。
レントゲン、エコーと検査は続きます。
心はドキドキしてるけど、表面に出すことはできなかった。
表面に出したら、自分が壊れてしまう。
奏音を守れるのは私だけ。
私が壊れる訳にはいかない。
でも、、、
厳しい現実が突きつけられる。
「いつ何が起こってもおかしくない状況です。」
・・・・・・・ど・・・う・・・い・・・う・・・こ・・・と・・・?・・・?・・・?・・・・・・
黄疸が見られる。
黄疸って何?!という無知な私。
この「黄疸」という症状・・・ 私は、気付けなかった・・・
私には、普通の肌の色に見えていた・・・
エコーのためにお腹の毛をカットされましたが、
それでも、言われてみれば黄色がかっているのか、、、
でも言われなかったらわからない、、、
そんな感じでした。
それって、そんなに悪いことなの???
胆管閉塞、胆嚢破裂の恐れ。
肝機能に障害が出ているので、24時間点滴が必要。
外科手術が必要になると思われるが、心臓疾患があるので、リスクが高い。
命に関わる状況。
・
・
・
細かい言葉は記憶が曖昧。
ただ、ただ、奏音とずっと一緒にいたい。
ずっとずっとずっとずっと。
その気持ちだけが強かった。
通常の健康診断のつもりが、入院することに。
本当は入院なんてさせたくない。
一緒にいたい。
奏音を一人ぼっちにしたくない。
でも、命に関わることだから・・・
救う道が医療ならばそれに頼るしかない。
予想外の展開に、心の中で戦いながら、
入院する奏音としばしのお別れ。
先生が奏音に向かっておっしゃった「頑張ろうね」という言葉が心に染みる。
明日また来るからね。頑張ろうね。
まさか、一緒に帰れないなんて、考えもしなかったこと。
心の中が涙でいっぱい。
でも、涙を流す訳にはいかない。
強くいないと!
私しかいないんだから!
泣いちゃダメ!
当たり前だった日常が当たり前でなくなっていく、、、

予想外の闘いが始まりました。

※タイトルを 「闘いの始まり」としていますが、今思えば、奏音はもう少し前から闘っていたんだよね。
本当の闘いの始まりの時に気付けなくてごめんね。。。
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毎年受けている健康診断。
いつも春に受診しています。
以前は病院へ行くといえば、健康診断、フィラリア検査、ワクチン接種、狂犬病予防接種の時くらいでした。
ここ1~2年程は、月に1~2回病院へ行くようになっていましたが、
治療というよりは、経過確認とメンテナンスのためでした。
<Lime>
老化に伴う気管虚脱のため、定期的なネブライザと症状に応じた処置。
1ヶ月安定している時もあれば、1~2週間でしんどくなることもあり、特に季節の変わり目は注意しています。
<奏音>
僧房弁閉鎖不全症で、毎日お薬を飲むことが必要なため、1ヶ月分をまとめてもらう。
薬でコントロールしながら付き合っていく病気でしたが、幸い奏音は、咳や痙攣など目に見える症状はありませんでした。
このような感じで、2ワンともに、病院へ通うようになったので、
その時に気になることがあれば相談し、爪切りや耳掃除なども、美容院ではなく病院でしてもらう。
これが最近のライフスタイルでした。
定期的に病院へ行くので、私の中でどこか「安心」していた部分があったかもしれません。
いつもの健康診断に向かうLime&奏音。



前回のブログにも書きましたが、 奏音は、もともと食にムラがある。
特にお薬が入っていると敏感になります。
最近また食べないタイミングに当たっているけど、
”心臓のお薬が嫌すぎるんだ。” ”お薬を飲んでくれる方法を見つけよう!”
その程度にしか考えていませんでした。

先生に、最近また食欲がないことを伝えて、
いったん、いつも実施しているベーシックな健康診断を開始。
すると、奏音の血液検査に異常が出ていて、詳しい検査をする必要がある状況。
その場でお願いしました。
より詳細な血液検査の結果、数値を吹っ切っていて、計測できない数値が出ている。
結果を見た時、素人目に、数値が異常だということはわかりました。

先生や看護師さんは、冷静に対応してくださるも、『普通』ではない状況なんだということが空気でわかった。
レントゲン、エコーと検査は続きます。
心はドキドキしてるけど、表面に出すことはできなかった。
表面に出したら、自分が壊れてしまう。
奏音を守れるのは私だけ。
私が壊れる訳にはいかない。
でも、、、
厳しい現実が突きつけられる。
「いつ何が起こってもおかしくない状況です。」
・・・・・・・ど・・・う・・・い・・・う・・・こ・・・と・・・?・・・?・・・?・・・・・・
黄疸が見られる。
黄疸って何?!という無知な私。
この「黄疸」という症状・・・ 私は、気付けなかった・・・
私には、普通の肌の色に見えていた・・・
エコーのためにお腹の毛をカットされましたが、
それでも、言われてみれば黄色がかっているのか、、、
でも言われなかったらわからない、、、
そんな感じでした。
それって、そんなに悪いことなの???
胆管閉塞、胆嚢破裂の恐れ。
肝機能に障害が出ているので、24時間点滴が必要。
外科手術が必要になると思われるが、心臓疾患があるので、リスクが高い。
命に関わる状況。
・
・
・
細かい言葉は記憶が曖昧。
ただ、ただ、奏音とずっと一緒にいたい。
ずっとずっとずっとずっと。
その気持ちだけが強かった。
通常の健康診断のつもりが、入院することに。
本当は入院なんてさせたくない。
一緒にいたい。
奏音を一人ぼっちにしたくない。
でも、命に関わることだから・・・
救う道が医療ならばそれに頼るしかない。
予想外の展開に、心の中で戦いながら、
入院する奏音としばしのお別れ。
先生が奏音に向かっておっしゃった「頑張ろうね」という言葉が心に染みる。
明日また来るからね。頑張ろうね。
まさか、一緒に帰れないなんて、考えもしなかったこと。
心の中が涙でいっぱい。
でも、涙を流す訳にはいかない。
強くいないと!
私しかいないんだから!
泣いちゃダメ!
当たり前だった日常が当たり前でなくなっていく、、、

予想外の闘いが始まりました。

※タイトルを 「闘いの始まり」としていますが、今思えば、奏音はもう少し前から闘っていたんだよね。
本当の闘いの始まりの時に気付けなくてごめんね。。。

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チワワン奏音の旅立ち ~たびたび起こる日常と異変~
🌈チワワン奏音(2007.8.1-2017.5.19)の最終楽章を綴っています。🌈
私にとって初めてのワンコはパグパグLime。
小さな頃から、食欲旺盛。
ワンコとは、皆そんなものだと思っていました。

ところが、チワワン奏音を迎えた時、その考えは覆されました。
ゴハンを出しても、食べない。
手で食べさせようとしても、食べない。
新しい環境に緊張していることも食べない原因ではありましたが、
慣れてきても、何でも食べてくれる訳ではなく、奏音に合うフードを探すのには苦労しました。
徐々に食べてくれるようになり、Limeが奪いそうになっても、ちゃんと怒るまでに成長。
それでも、時々食べなくなることはありましたが、そんな時は、フードを少し変えてみたり、
トッピング追加や手作り食にすることで、乗り越えてきました。
だから、奏音が"ゴハンを食べない"ということは、たびたび起こる日常でした。

ところが・・・
またゴハン嫌々病が出ているな・・・と感じたのが4月のある日のこと。
いつものことだと思って、特別視はしていませんでした。
実際、いつも通りの対応(トッピングや手作り食)で食べてくれていました。
5月に入り、GWはLime別荘で過ごしました。
Lime別荘では、だいたい手作り食にしているので、
普段なら市販フードよりもパクパクと食べてくれる奏音なのですが、
今回の滞在期間中は、食べる時と食べない時が出てきました。
「手作り食を食べないっておかしい・・・」
心臓のお薬を飲ませないといけないので
何か口にしてくれるものと混ぜる必要がありました。
奏音は、とても繊細なので、
お薬だけだと、口に入れてくれません。
騙し騙しフードに混ぜても、お薬だけ残します。
残す方が難しいくらい小さいのに。
お薬を砕いて、ミルクやヨーグルトに混ぜたり、
パンやお肉、野菜に挟んだり、色々やってきましたが、
学習して「ゴハン=お薬→嫌なもの」になってしまっているから、
お薬が嫌で食べなくなっているのかなと、
今思えば勝手な解釈をしていました。
食べないと体力もなくなるし、
心臓のお薬は毎日飲む必要があるので、
対策を考えないと。
Lime別荘から帰ったら健康診断の時に相談しようと決めました。
毎年5月に実施している健康診断。
今回も、いつも通りの健康診断のつもりでした。
それが、まさかの診断になるなんて・・・・・
夢にも思っていませんでした。

Instagram
私にとって初めてのワンコはパグパグLime。
小さな頃から、食欲旺盛。
ワンコとは、皆そんなものだと思っていました。

ところが、チワワン奏音を迎えた時、その考えは覆されました。
ゴハンを出しても、食べない。
手で食べさせようとしても、食べない。
新しい環境に緊張していることも食べない原因ではありましたが、
慣れてきても、何でも食べてくれる訳ではなく、奏音に合うフードを探すのには苦労しました。
徐々に食べてくれるようになり、Limeが奪いそうになっても、ちゃんと怒るまでに成長。
それでも、時々食べなくなることはありましたが、そんな時は、フードを少し変えてみたり、
トッピング追加や手作り食にすることで、乗り越えてきました。
だから、奏音が"ゴハンを食べない"ということは、たびたび起こる日常でした。

ところが・・・
またゴハン嫌々病が出ているな・・・と感じたのが4月のある日のこと。
いつものことだと思って、特別視はしていませんでした。
実際、いつも通りの対応(トッピングや手作り食)で食べてくれていました。
5月に入り、GWはLime別荘で過ごしました。
Lime別荘では、だいたい手作り食にしているので、
普段なら市販フードよりもパクパクと食べてくれる奏音なのですが、
今回の滞在期間中は、食べる時と食べない時が出てきました。
「手作り食を食べないっておかしい・・・」
心臓のお薬を飲ませないといけないので
何か口にしてくれるものと混ぜる必要がありました。
奏音は、とても繊細なので、
お薬だけだと、口に入れてくれません。
騙し騙しフードに混ぜても、お薬だけ残します。
残す方が難しいくらい小さいのに。
お薬を砕いて、ミルクやヨーグルトに混ぜたり、
パンやお肉、野菜に挟んだり、色々やってきましたが、
学習して「ゴハン=お薬→嫌なもの」になってしまっているから、
お薬が嫌で食べなくなっているのかなと、
今思えば勝手な解釈をしていました。
食べないと体力もなくなるし、
心臓のお薬は毎日飲む必要があるので、
対策を考えないと。
Lime別荘から帰ったら健康診断の時に相談しようと決めました。
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今回も、いつも通りの健康診断のつもりでした。
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